本日、当社本社(東京・御茶ノ水)にて行われました、当社社長の高島 幸一による全役職員向け年頭挨拶を下記の通りお知らせいたします。
記
高島グループ:攻めの経営を加速させる
新年あけましておめでとうございます。
「新しい成長の芽」や「伸びしろ」、つまり改善・改良・成長の機会が満載の高島グループの代表として、皆さんと共にこの日を迎えられたことを心から嬉しく思います。今年は、あらゆる機会に対して能動的かつスピーディーに働きかけ、さらなる進化を皆で大いに楽しむ一年にしたいと思います。
近年、私たちはプライム市場上場維持基準への適合、そして中期経営計画「サステナV(バリュー)」に基づき、持続的成長モードへのシフトという、ハラハラ・ドキドキする挑戦を続けてきました。特に昨年は、事業・組織再編による「選択と集中」や、M&Aによる「機能強化」など、大きな変革をスピーディーに実行できました。基本施策の遂行により、目覚ましい進捗を実感しています。私たちは2030年に高島グループが「一大飛躍」することを掲げています。これを三段跳びに例えるなら、現在はプライム市場上場維持基準適合という踏切板をファールすることなく、力強く「ホップ」した状態です。これからの数年、つまり次期中期経営計画の期間は、力強く、そして「正の連鎖」で前へ踏み出す「ステップ」の時期です。その先にある「ジャンプ」で最高到達点を叩き出すために、今はグループ一体となって、爆発的なエネルギーをガンガン蓄えていこうではありませんか。
さて、今年は60年に一度の「丙午(ひのえ・うま)」です。「丙」は植物の成長が著しい状態を指し、「午」は成功・繁栄のシンボル。まさにステップからジャンプへ向かう今の私たちにぴったりの年です。「午」から学べるのは、何と言っても「俊敏さ」と「学習力」です。馬が素早く反応できるのは、耳を中心に周囲のわずかな変化を捉える「感受性」を持っているからです。これは、私たちが得意な“卓越した現場密着”で市場やお客様の小さな動き、レスポンスにどれだけ気づけるか、ということです。将来が予測しにくい時代、「今まで通り」のやり方では未来は拓けません。私たちが目指すのは、自らの手で新たな顧客と新たな事業を創造し続けるという、皆で「ワクワクする挑戦」です。そのためには、「攻めの経営」への転換を、今年も一歩も引かずに進めていきましょう。リスクを恐れず、未知の分野へ思い切ってチャレンジする俊敏さが、今、高島に不可欠です。立ち止まって現状維持を選ぶことは、最大の機会損失、つまりお客様を逃すリスクに他なりません。今年は、馬に倣って、準備と感受性を磨き、小さなテスト(トライ&エラー)のサイクルをどんどん回すことで、躊躇せず走り出しましょう。
そしてもう一つ、午年にちなんで皆さんと共有したい教訓があります。それは、「人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)」ということわざです。人の幸・不幸は予測できないものであり、一見不幸に見える出来事が、後に幸運につながることもあります。逆に、幸運の前兆と思えたことが、予想外の試練に見舞われることもあるのです。私たちが新しい事業や未知の分野に挑戦すれば、当然ながら予想外の試練や失敗に直面します。その際、目先の出来事に一喜一憂するのではなく、セレンディピティ(予期せぬ僥倖)に出会うことや、「長期的に見れば幸運につながる」ことを信じ、粘り強く取り組む強靭な精神こそが、この「丙午」の年にふさわしい姿勢です。「進化適合」は、会社全体の話であると同時に、皆さん一人ひとりの「成長の流儀」です。組織全体のスピードを上げるには、一部のトップランナーだけが速く走るだけでは足りません。自らがポテンシャルに気付きさらに成長し続けることで、新しいことに挑戦している仲間と一緒に進む道筋を作っていくことが大事です。
いよいよ今年度は、中期経営計画「サステナV(バリュー)」の最終年度です。有終の美を飾れるよう、最後まで全力を尽くしましょう。そして、来期から始まる次期中期経営計画では、「持続的成長経営へのシフト」をさらに加速させ、「持続的成長軌道に乗せる」ことがテーマです。これからも、110年の歴史を築いてきた「誠実一筋」などの高島DNAは守りつつ、足元を固めながら着実な変化を継続していきます。「ワン高島グループ」で一致団結し、「進化適合」の精神のもと、私たち自身の力で力強く未来を切り拓いていきましょう。
本年も、皆さんと共に力強く前進できることを楽しみにしています。
